伝ワルことと伝エルこと

3.11で有名になった言葉。

「ただちに影響はない」枝野前官房長官

この「ただちに」が問題になっていましたよね。どの程度なのかと。

以下、「公文書作成の手引」(日本郵政公社公文書研究会)を参考に。

・「直ちに」は、「すぐに」ということで一切の遅滞が許されない。
・「速やかに」は、「直ちに」よりも急迫の程度が低い場合に用いる。
・「遅滞なく」は、正常な、又は合理的な理由による遅滞は許されるものと解釈される。
だそうです。

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アスコエでは、行政サービスを市民目線でわかりやすく伝えようとコエを出しています。

わかりやすく正しく伝えるというのは、本当に大変なことです。

かなり大げさで悪意が入っていますが、一昔前の行政用語「的」な言葉で文章を作ってみました。
幾許かの誤用はご寛恕ください。

「先般来、社会の趨勢を鑑みるに、業務の更なる改善を求める意見等については、世論の大宗を占め、
法令各種手続上の瑕疵、齟齬等を改善することは喫緊の課題と思料するも、
昨今の政治情勢等あり、甚だこれを看過しがたく、
現在の状況下において性急な改正の実施とはなりえないものと認識。
さはさりながら、改正しなければ、過怠ありとの責めを免れない可能性これあり、各種情勢を斟酌の上、しかるべき所管元において改善の余地に関する悉皆調査を行うべきものと希求される。
なお、当該調査の結果如何により、貴官において改正の余地有りとの心証を得たときは、成案が得られ次第、些かの遅滞もなく、関係各署に事情懇示し、所定の通達を明定の上、示達されるようよろしく取り計らい願います。」

読んだ人エライ。結論は、“何を言っているか良く分かりませんね”です。

ネットが普及し、相手の表情が見えないコミュニケーションが増えています。
ツイッターにしろ、メールにしろ、長文を書く機会は少なくなっています。
短文で事実と真意や依頼を伝えるのは、大変困難です。

相手に気持ちを伝えるのには、言葉足らずでもいけませんし、くどくて真意が伝わらないのもいけません(今回のブログのこと)。

伝えることは、本当に難しい。
平安の昔から、気持ちを相手に伝えることには苦労していたようです。

「その心あまりて言葉たらず。」
「言葉はたくみにて、そのさま身におはず。」
「言葉かすかにして、初め終りたしかならず。」

(河上)

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