子育てしやすい企業とは

少し前の記事ですが、福井県で面白い調査を行っていました。

その名も「企業子宝率」の調査。
正式には、「企業の合計特殊子宝率」といい、 「従業員(男女問わず)が当該企業在職中にもつことが見込まれる子どもの数」だそうです。

何が良いって、「企業子宝」という言葉の響きが良いのです。
福井県の思想は、「従業員の子どもが多い会社は、企業の子育て支援に理解があり、従業員が子育てしやすい職場環境にある」ということだそうで、なるほど、と思わせられます。

この調査で上位7社は「子育てモデル企業」と認定され、次のような支援を受けることができるようになります。

  1. 認定マーク(ホームページ用バナー)の使用
  2. 福井県の補助事業等選定における加点等
  3. 従業員向けに恐竜博物館など県文化施設無料入場券を贈呈
  4. 「子育てモデル企業」として、県が広く県内外に広報

企業にとっては、「子育てに理解のある企業ですよ」と県にお墨付きをもらったようなもので、企業イメージがアップすること間違いなし。
ワークライフバランスを気にする求職者からの人気も上がるかもしれません。
そしては、お子さんのいる従業員の方にとっては、3が一番嬉しいのかもしれません。

育児休暇がなかなか取れない、育児休暇後の職場復帰がままならない、などの話題がよく取りざたされます。

行政の支援が足りない、ということも一因かもしれませんが、企業側でも子育てしやすい風土づくりのための努力が求められるのだと思います。
行政には、「企業側でも子育てしやすい風土づくりのための努力」を後押しするような支援を行ってもらいたいものです。
ただただ育児休暇制度の義務化、といって強制するだけでは、足りないのではないでしょうか。
北風と太陽の話になぞえるなら、太陽型の支援を行政にもっと担ってほしいと思います。

もちろん、業種、立場によっては休暇など取っていられない! という方もいらっしゃるのかもしれませんが、そこをぜひ企業にフォローしてほしいものです。
この「企業子宝率」で上位だった企業は、そのフォローができているからこそ、上位になれたのではないでしょうか。

ちなみに福井県の「企業子宝率」の調査、今回の数値は2.48が最高だったようです。
平成23 年の国の合計特殊出生率、1.39と比べると、高い、といえば高いのでしょうか。比べる対象(他の自治体など)がないので、何とも言えません。
3とか5とかだったら、もっとインパクトがあったのかもしれません。

福井県独自の評価指標である「企業子宝率」ですが、他の自治体でも同じ調査をやっていただき、自治体の「企業子宝率」ランキングができたら、面白いのになぁと思います。
「企業子宝率」が高い自治体=子育てに手厚い自治体、のようにアピールができる気がします。

ぜひとも、継続的な調査実施と、実地自治体の増加を願います。

「企業の合計特殊子宝率(愛称:企業子宝率)」の調査結果を発表しました(福井県)

平成23年度 福井県「子育てモデル企業」チラシ1平成23年度 福井県「子育てモデル企業」チラシ2

(齋藤)

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