電子行政推進の上で、インターネット上での情報構造を記述する言語の設計が必要とされており、こうした流れの中で“行政XML”についての議論が現在注目を集めています。
ユニバーサルメニューは、ガバメントXML(行政XML)としての、取組みも進めており、今回は「ガバメントXML(行政XML)」としてのUMについてご紹介したいと思います。
UM ガバメントXMLの設計にあたっては、行政制度に関する情報構造設計を、国、各自治体、IT企業、Webサイト制作者がUMを用いて行政制度に関する情報構造を統一的な枠組みで扱えることを目的としています。
UMをベースとした、ガバメントXMLは、設計の際の基本コンセプトとして、ユニバーサルメニューの情報構造設計を元に、できる限り自然な形で、UMのデータをXMLで表現できるようXMLスキーマを設計し、UMを利用するIT企業やWebサイト制作者が理解しやすい形式を心がけています。
現在内閣官房タスクフォースでも、「情報の標準化」や「機械可読式」が大切なテーマとなっています。こうした流れの中で、ユニバーサルメニューが行政制度の情報構造としてだけではなく、インターネット上で行政コンテンツを扱う際の、データ標準としても役に立てればと考えています。
ガバメントXMLについては、新しく公開したユニバーサルメニュー普及協会のサイトでも公開しています。もし宜しければそちらもぜひご覧ください。 安井